『怪盗グルーのミニオン大脱走』

 タイミングを見計らっていたけど、「ここしかなさそう」と思いTOHOのフリーパスを発動。

見逃していた作品や何度も見たいものを重点的に観られる一か月。♪

 とりあえず第1弾はシリーズを見続けてきた『怪盗グルーのミニオン大脱走』。

最初、時間帯の都合で吹き替え鑑賞。(もうほぼ吹き替えばかり…)

しかし、納得いかない(笑)ので、字幕でも鑑賞。

フリーパスならでは…だな。

 3作目の見どころはグルーが双子ドルーとの再会を果たすことと、元子役だった悪党バルタザールとのダイヤモンド争奪戦。

人気になってシリーズを延長できるのは関係者には喜ばしいだろうが、作品にとって幸福なことなのか。

怪盗だったグルーが取り締まる側になってどうにもスリリングさが減退。

やはり悪党でこそ輝くキャラクターではないのか。

 敵キャラのバルタザールが思いっきり80年代ノスタルジーなので、その世代には受ける要素はあると思うが、ガチの現世代のお子様にはパロネタは楽しめるのだろうか?

ハリウッドの極端な商業主義に対する皮肉もチラリと垣間見える。

 相変わらずアイディア溢れるガジェットは楽しめるものの、シリーズとしての方向が今一つスッキリしない。

 ちなみにグルーと双子の登場で声がどうなっているのかというと、オリジナルではスティーヴ・カレルが声色使い分けて二役を演じているのに、日本では別々の人が担当。(グルー:笑福亭鶴瓶/ドルー:生瀬勝久

双子ネタで見せるシーンがあるし、鶴瓶が二役したら良かったのではないだろうか?

落語家なので複数の人間を演じ分けるのはお手の物だろう。

 正義とか悪とかの垣根を超えた(?)ミニオンたちの変わらぬ魅力は救い。