織田信忠

【贋怪談徒然日記(2655)】

★某月某日

地獄通信というサイトがあった。

そのサイトは午前0時に怨みを込めてアクセスした場合のみ繋がる事が出来る。

アクセス者の元に女の子が現れ、赤い紐がついた藁人形を渡される。

つまり怨んだ相手を地獄に落としたければ自分の意思で紐を引け。

ただしその時はあなたも地獄行きよという話。

主人公はこの地獄通信の存在を知り、これ以上地獄に送る者、送られる者が出ないように阻止しようとする女の子と記者である父親の二人

ある日、またしても地獄通信にアクセスがあった。ターゲットはとある病院の看護婦。

ただ女の子は正直看護婦に良い印象を抱いていなかった。

なぜなら今まで地獄通信で地獄に送られてきた者達は被害者を苦しめていた悪人や

犯罪者など、怨まれてもしょうがない人物ばかりだからであった。

しかし、その看護婦の日常を観察するほどその思いは変わっていく。

彼女は非常に優しい人物であり、明るい性格であった。

また病院で自分の妻が不治の病でなくなった事に納得出来ない老人が当時妻の面倒を見ていた彼女に責任があると毎日のように怒鳴りつけるのだが、

自分と話をする事でそのお爺さんの心が少しでも落ち着くのであれば

自分は構わないと健気にふるまうなど、とても怨みを買う人物には思えなかった。

女の子と父親はもしかしてその老人が彼女に怨みを抱き、

逆恨みのような形で地獄通信にアクセスしたのでは?と

疑うも、老人は自分は地獄通信を知らないしPCを持ってすらいないと言う。

では誰が?と必死になって探すも見つからず、遂に看護婦は地獄に送られてしまう。

実は看護婦に怨みを抱いていたのは彼女を付け狙っていたストーカーであり、

薬で頭をやられて何を考えているかも分からないような男であった。

男は藁人形の紐を解いたと同時に死亡してしまう。

あまりにも救いようのない結末に泣き崩れる女の子。何も言えない父親

場面が変わって地獄の川。看護婦が地獄少女の漕ぐ舟で地獄に送られる。

地獄に行きたくない、助けてと泣き叫ぶ看護婦を、悲しい表情で見つめながらも

地獄に送る少女・・・・ここで物語は幕を閉じる。

Kさんからの投稿。

★某月某日

織田信忠といえばキリスト教の宣教師に「いいこと考えたんだけどさ、君のところの教えに同性愛禁止ってあるでしょ?アレ廃止したらもっと日本人信者増えると思うんだ!どうかな?」という好意に満ちたアドバイスをして宣教師を心から戸惑わせたエピソードが忘れられない。

Wさんからの投稿。